あなたのウェブサイトの性能は、あなたが選んだウェブホスティング会社のサービス水準と比例します。それ故に、ウェブホスティング会社選びは慎重に行いましょう。 優良なホスティングサービスプロバイダーを実際のところどのように選んだらいいですか?数百におよぶホスティング会社の中で、最もよい会社を選ぶことは容易ではありません。以下、ホスティング会社を選ぶ際に考慮すべきポイントを挙げてみます。 1. 技術的な問題に対するサポートとトラブルの解決 技術的な問題は常に起こり得ます。良いホスティング会社はどのようなときに問題が起こっても素早く対応してくれます。1日24時間、週7日、年365日(24x7x365)体制のサポートがなくてはなりません。また、専門的な知識を持つ熟練のスタッフも常時待機していなければなりません。 2. 詳細な利用規約 自社のサービスを誇張して宣伝しているホスティング会社もたくさんあります。宣伝だけを信じてはいけません。利用規約をよくお読みください。利用規約には提供されるサービス内容とサービスが提供されなくなる場合、また、ホスティング会社の責任について明記されているはずです。 3. 柔軟性 あなたのサイトのニーズに今後変更が生じる可能性も考慮しつつ、柔軟に対応してくれるプロバイダーを探しましょう。あなたのビジネスが拡大するにつれて、よりたくさんの容量、よりたくさんの転送量、より早いアクセススピード、最新の技術などが必要となるかもしれません。そのプロバイダーが各種変更などに対し、柔軟に対応してくれるかどうか予め把握されておいたほうがよいでしょう。 4. 担当者制のサポート 評判のいいホスティング会社は、技術的な問題に対応するため担当者を決定します。担当者が決まっていれば、決済のトラブル、サーバダウンなど問題が発生した際に、誰あてに連絡すれば問題が速やかに解決されるかすぐに分かります。あなたのホスティングプロバイダーが予め担当者の連絡先を知らせてくれているかどうか確認してみてください。 5. インフラ その特定のホスティングプロバイダーをご利用される場合、あなたのデータが自然災害、悪質なスクリプト、技術的な問題などから守られているかどうか確認してみてください。バックアップ、リカバリー、保護などの役割を果たすソフト・ハードウェアは、サーバやデータセンターをしっかり守っていなければなりません。 6. ホスティング会社の評判 いくつかの質問をしただけでホスティング会社とそのサービスの品質を判断するのは難しいことです。従って、評判のよい会社を選ぶほうがよいでしょう。日本で最も評価の高いホスティング会社のサービス利用を検討してみてください。ホスティングの安定性によって得られる利益はホスティング代をはるかに上回るはずです。 7. データセンターの場所 あなたのサイトが近くにあるサーバに入っている場合、検索エンジンはそのサイトがより上位に表示されるだろう、とよく言われています。ですので、ローカルの検索エンジンでより上位に表示されるためには、その国にデータセンターを保持しているホスティング会社を選んでください。例えば、日本のウェブサイトには、日本にデータセンターを持っているホスティング会社のほうが向いているのです。 8. ホスティングプランの検討 ホスティング会社は大抵いくつかのプランを用意してくれています。プランによって、サービスの特徴が異なります。あなたが必要とするサービスが、そのプランに全て入っているかどうかご確認ください。 9. 拡張性 拡張できるホスティングプランを選んでください。サイトの成長につれて、ホスティングのニーズも変更となるかもしれません。例えば、複数のメールアドレスやサブドメイン、ウェブ技術・ハードウェアのアップグレードなどが今後必要になるかもしれません。検討中のプランに、そのような拡張が常時できるかどうかチェックしてください。 10. ホスティング代 ホスティング代の安さにつられて品質を犠牲にしてはいけません。格安のホスティングサービスはサイトの評判に悪い影響を与えるかもしれないですし、あなたの収益を減らすものとなってしまうかもしれません。いいホスティングサービスプロバイダーを選択することで、サイトでも成功し、顧客にも満足してもらえるのです。 それぞれのホスティング会社が提供するプランを比較検討し、必要なサービスを全て含むプランをお選び下さい。
無料ホスティングサービスを利用する意味はありますか?
ホスティングを無料で提供しているオンラインサービスは数え切れないほどたくさんあります。その一つ、あるいは幾つかを既に試されたことがあるかもしれません。その使い心地に満足されましたか?サイトに掲載される広告を無くしたいと思ったことはありませんか? 実際のところ、無料ホスティングには、欠点も数多くあるのです。個人的なウェブページまたはご家族でのウェブページでしたら、無料ホスティングで十分対応できますが、商用ウェブサイトまたは訪問者数の多いウェブサイトとなると、無料ウェブホスティングは、下記の理由からご利用にあたって熟考されることを強くお勧めします。 無料ホスティングサービスの問題点: ①無料サービスの場合、何も保証されていません。サービスの提供が突如中止されるような場合でも、誰も損害を保障してくれません。 ②無料サービスの場合、通常広告が掲載されます。そのサービスをご利用されるあなたのウェブページも“広告媒体”となるわけです。 ③長いドメイン名を覚えてくれる人は、まずいません。 ④ご自身で商用サイト用のドメイン名を選べるのであれば、覚えやすいドメイン名を選びます。 ⑤消費者の立場から考えると、無料ウェブサイトを利用して商品販売またはサービスの提供している会社をあまり信用できません。 あまり知られていないのですが、有料ウェブホスティングの料金はそれほど高いものではありません。現状では、年々料金が安くなっており、オプション数がとても多いのが特徴です。商用サイトとしてご利用の場合には、有料ホスティングをお勧めします。
ホスティング会社の選び方
ホスティング会社を初めて選ぶお客様は、迷って当たり前です。まず、ホスティング会社が多い上に、その会社が提供するホスティングのオプションも多すぎて、どれがいいか見分けが難しいです。この記事では、ホスティング会社を選ぶ時に、注意すべきポイントを簡単に説明してみます。 ホスティング代 ほとんどの商品やサービスの場合は、高ければ高い程、品質が上がりますが、ホスティング会社の場合は、高いホスティング代といいサービスはかならずしも一致しているとは限りません。 どのホスティング会社のサーバーにも、必然的に問題が発生します。もう一回書きます。どんなに素晴らしいホスティング会社でも、そのサーバーに時々問題が起こります。それはサーバーの性質で、どんなに頑張っても防げるものではありません。もちろん、問題にも色々ありますが、問題が起こらないサーバーなんてありません。ですから、ホスティング会社の腕の見せ所は、どれだけ早くその問題を解決できるかということです。 サーバーを管理し、問題が起こった時にそれを速やかに解決するために、専門知識を持っているスタッフが必要です。 従って、ホスティング代が一番安い会社はまず止めた方がいいです。なぜなら、ホスティング代が安い会社はいいスタッフを雇うお金がなくて、スタッフの人数も少なくて、小さな問題でも解決するには長い時間が掛かります。 それでは、ホスティング代が高いからと言って、安心できるかそうでもないです。お客さんが支払うホスティング代は営業、宣伝など、サーバーの管理と直接関わらないところに使われるかもしれません。 つまり、桁違いに安いホスティングはとにかく止めた方がいいです。また、高いホスティングは高いだけで、それで安心してはならないということです。 稼働率 稼働率とは、サーバーが一定の期間でダウンしないで、ずっと稼動している比率です。稼働率は高ければ高い方がいいです。98%以上の稼働率があれば大丈夫です。稼働率は普通ホスティング会社のWebサイトに書いてあります。 ディスク容量 非常に多くのホスティング会社は顧客を招くために、ディスク容量を大げさに書いています。A社は200GBを月額2000円で提供するが、B社は2GBを月額2000円で提供するとしましょう。単純な計算でA社の方を選びますね。でも、それはかならずしもいい選択肢ではあります。A社は「どうせ普通の利用者が200GBが使えないから、多めに書いても損がない」というふうに考えています。その大げさな宣伝に引っかかった顧客はいざ200GBを使おうとすると、利用規約にある様々な但し書きを理由にホスティング会社から断られます。つまり、大量のディスク容量を非常に安く提供してくれる会社にする前に、その会社の利用規約を詳しく読んで下さい。 データ伝送容量 データ伝送容量を無制限とするホスティング会社があります。それはまず嘘です。データ伝送容量はかならず制限されています。利用規約を詳しく読めば、無制限は本当は無制限でないことが分かります。 また、どんなサイトにとってもデータ伝送容量は非常に重要なポイントです。ディスク容量の小さいサイトでも、人気になれば、データ伝送容量は一気に増えます。 すべてのホスティング会社は実質的にデータ伝送容量を制限するから、許可されている容量をオーバーした時の決算方法に注意してください。 24時間サポート 上述のように、どのサーバーにも問題が起こります。夜にも、土日にも、お正月にも、GW、お盆にも問題が起こり得ます。従って、サポートは年中無休24時間でないと、いつか困ったことになるかもしれません。 また、サポートの早さも重要なポイントです。それを試すために、ホスティングプランを申し込む前に、ホスティング会社に何か質問してみてください。対応が早いホスティング会社は後々のためにいいわけです。 FTP、PHP、Perl、SSI、.htaccess、telnet、SSH、MySQL、crontabsの有無 上記のツールと言語がサポートされていないと、ホスティングが使い物になりませんので、申し込む前に確認した方がいいです。また、今は大半のWebサイトはデータベースを使っています。MySQLなどのデータペースの有無が重要な条件になってきます。 新しいソフトウェアのインストール ホスティング会社の柔軟性も大事です。例えば、MySQLやPHPのバージョンが古くて、新しいバージョンに更新してほしい場合は、ホスティング会社はどこまで柔軟に対応してくれるか見てみてください。柔軟性のある会社であれば、後ほど余計な費用を抑えられるかもしれません。 コントロールパネル コントロールパネルも忘れてはなりません。例えば、Linuxサーバーは元来コントロールパネルがありません。黒い画面にDOSのコマンドを打ちたくない場合は、そのホスティング会社にCpanelなどのコントロールパネルがあるかどうかご確認ください。LinuxサーバーではCpanelが一般的で、WindowsではPleskが人気があります。 A&I Web ホスティングは、柔軟性と迅速なサポートを重視して、稼働率の高いホスティングを提供します。どうぞお気軽にお問い合わせください。
Linuxサーバー Windowsサーバー Ruby, PostgreSQL, MySQL, PHP5, EC
Linuxサーバー 、Windowsサーバーとは? 一般的には「Linuxサーバー」、「Windowsサーバー」と呼ばれていますが、正確にはLinuxのオペレーティングシステム(Operating System, OS)がインストールされているサーバーと、Windowsのオペレーティングシステムがインストールされているサーバーです。 オペレーティングシステムとは、パソコンの基本的な環境のことで、他のアプリケーションをインストールするために必要となります。日常生活では、Window 7、Windows XP、もしくはMacユーザーはMac OSを使っています。 サーバーにもオペレーティングシステムがインストールされています。そのOSはサーバーのニーズに最適化されているので、WindowサーバーにはWindow 7とかWindows XPではなくて、Windows Server 2008がインストールされています。 Linuxサーバーも同様です。サーバーのニーズに最適化されたLinuxのOSがインストールされています。 どうしてOSはそんなに重要かというと、一つのOS向けに開発されたアプリケーションは別のOSで起動しないからです。例えば、Mac用のアプリケーションはWindowsで起動しませんね。同じように、Windowsサーバー向けに開発されたアプリケーションはLinuxサーバーでは起動しません。 従って、サーバーの種類を決める前に、そのサーバーで何をやりたい?そのサーバーでどんなアプリケーションを使いたいか検討してみてください。 従って、サーバーの種類を決める前に、そのサーバーで何をやりたい?そのサーバーでどんなアプリケーションを使いたいか検討してみてください。 簡単に申し上げますとLinuxかWindowsかどちらを選ぶときのポイントは、Webサイトの開発言語で決まります。例えば、PHPかCGI+MySQL, PostgreSQLで作られたシステムを運用する場合、Linux系のサーバーをご利用ください。ASP, .Net Framework + MS SQLかAccessが採用されているWebサイトはWindowsサーバーが必要となります。逆に、Webサイトの開発言語を選ぶ際、サーバーのことを頭に入れて決断しなければなりません。 では、それぞれの項目でLinuxサーバーとWindowsサーバーを比較してみましょう: コスト: Linuxサーバーの場合、サーバー本体以外のコストはかかりません。OSライセンス料金、ファイアーウォールライセンス料金、データベース(MySQL, PostgreSQL など)のライセンス料金は一切かかりませんので、同じのスペックのサーバーでもLinuxのほうが安く借りることができます。Windowsサーバーの場合、サーバー本体のレンタル料以外に、Windows OS ライセンスレンタル料 月額4500円~、MS SQL Database Serverデータベースサーバーライセンス料 月額15.000円~、ファイアーウォールライセンス料 月額4000~ などの料金が発生します。 パフォーマンス: 基本的にはLinux系のサーバーのほうが早いです。なぜならば、OSの構成が優れており、余計なライブラリーやモジュールが入っておらず、グラフィックインターフェイス(GUI)もインストールされていないからです。そのおかげでWindowsサーバーよりサーバー本体のリソースを効果的に利用しており、同じアクセス処理数でもCPUの負荷が低いです。ただし、データベースのパフォーマンスを考慮しますと、今度、Windowsサーバーのほうが優れています。読み込み・書き込みのコマンドが非常に多いWebサイト(Webアプリケーション)の場合、Linuxで稼働しているMySQL, PostgreSQLよりも、Windowsで稼働しているMS SQLのほうが効率良くサーバーのリソースを利用してデータベースの処理を行えます。したがって、アクセスが多くて、複雑なデータベースシステムを利用しているWebシステムにはWindowsサーバー+MS SQL 2010が望ましいです。 セキュリティ: Linuxサーバー がWindowsサーバーよりセキュリティが優れているという意見がありますが、実際にはWindowsもLinuxも専門家によるセキュリティ対策が必要です。 まず、Linuxはオープンソースですので、だれでもコードを見てセキュリティホールを簡単に見つけることができます。それで、セキュリティフィックスは直ちにアップデートとして提供されるのが一般的です。Windowsの場合、コードは見れませんので、セキュリティの問題が比較的に発見されにくいですが、セキュリティの問題が発見されたら、それを治すにはしばらく時間が掛かるケースが多いです。 どちらのサーバーにも必ずファイアーウォールをインストールし、正しく設定する必要があります。すでに述べておりますように、Linuxの場合、標準で iptables というシステムがインストールされており、更に、APFもしくはCSFという優れているファイアーウォールを無料でインストールできます。Windowsのサーバーはファイアーウォールライセンスの購入が別途必要です。 サーバーのアクセス: WindowsサーバーはRDP (Remote Desktop)リモートデスクトップアクセスとうシステムがあります。まるで、家のパソコンを使っているかのように数千キロ離れたサーバーでもRDPで接続して設定できます。とても便利なシステムなんですが、サーバーのCPUとRAMを使っており、Offに設定することができません。Linuxの場合、リモートデスクトップは存在せず、コマンドラインしか利用できません。SSHでアクセスして、サーバー内の設定やファイル修正を行えます。Windowsのリモートデスクトップほど便利ではないかもしれませんが、サーバーのCPUやRAMに負荷を与えずに済みます。 […]
クラウドホスティングとは
クラウドという言葉はIT業界で幅広い意味で使われていますが、ここではクラウドホスティングの意味を説明してみます。 基本から始めた方がいいと思いますので、まず、サーバーとは何か? サーバーとはパソコンです。その中にあなたのWebサイトのデータが入っています。そのWebサイトのデータを見るために、サーバーは24時間、常にインターネットにつながっていないとだめです。そのためサーバーはインターネットにつながっていることが求められるので、画面、スピーカー、キーボード、マウスの必要がありません。でも、サーバーは基本的に普通のパソコンと変わらないことを忘れてはいけません。 サーバーが普通のパソコンと大して変わらないのであれば、どうしてホスティング会社が必要ですか?どうして社内または自宅でサーバーを置けないのですか? 実は、サーバーは社内でも自宅でも大丈夫です。ただ効率が悪いです。 理由として、まずインターネット回線が遅いです。インターネット回線にも色々ありますが、ホスティング会社が使う回線は業務用ですのえ、自宅の回線と比べ物にならないくらい早いです。 また、会社でサーバーを持つ場合はIT専門家の人件費、ソフトウェアの費用などが発生するので、中小企業や個人はホスティング会社に頼んだ方が絶対、経済的です。 ホスティング会社に頼む顧客のニーズは様々です。ホスティング会社にあるサーバーは業務用サーバーだから、性能がいいですが、サーバーを丸ごと借りようとするとかなり費用が掛かります。 そのため、自分の会社を簡単に紹介するWebサイトを作りたいだけのお客様はサーバーを丸ごと借りるのは非経済的です。そんな方のためには、共用ホスティングがあります。 共用ホスティングの場合は、一台のサーバーが細分化されていて、複数の顧客が同時にレンタルすることができます。ホスティング会社のプランの中でリーズナブルですが、制限も多くて、複雑なWebサイトには向いていません。 もっと自由にサーバーを操作したいお客様は共用プランではなくて、サーバー全部借りた方がいいですが、またしても全部借りると高いので、コストを抑えたい、サーバーを丸ごと借りたくないお客様のためには、VPS仮想ホスティングプランがあります。VPSとは何かというと、物理的にサーバーは一台だけですが、特別なソフトウェアをインストールすることで、一台のサーバーの中でいくつかの仮想のサーバーを作ります。 お客様側からすれば、VPSサーバーと普通のサーバーは、ほとんど変わらない感覚で利用できますが、コストがVPSの方が少し安いです。 VPSの方が安いなら、専用サーバーを借りる必要はどこにありますか? VPSはやはりサーバーの能力を他の利用者と共有することになるので、専用サーバーに比べれば、VPSの性能のほうが少し低くなります。従って、サーバーの性能を最大限に使いたい場合は、専用サーバーに限ります。 クラウドホスティング ここまで一般的な従来のホスティングでしたが、クラウドホスティングはどこから出てきますか? 実は9割のお客様は共有、VPS、専用サーバーのホスティングで十分です。クラウドホスティングの機能を本当に必要とするのは、ごく一部のお客様だけです。 毎日、数百万の人が利用するYoutubeのようなサイトを考えてみてください。利用者は絶えず大量の動画がアップロードを行うので、サーバーの容量がすぐになくなります。また、アップロードされた動画を更にたくさんの利用者が見るため、サーバーにものすごい負担が掛かります。そんな状況だと、サーバーの容量を増やしながら、既存のサーバーがダウンしないように、常時心配しなければなりません。 新しい物理的なサーバーをゼロから設定するには、数時間が掛かります。また、ダウンしたサーバーを個別に再起動するには、管理者に連絡して、再起動してもらう必要があり、さらに時間が掛かります。しかし、Youtubeのようなアクセス数が非常に多いサイトには、そんな猶予を与えてくれません。瞬時に容量を増やしたり、ダウンしたサーバーを自動的に再起動したりしないとYoutubeのビジネスは成り立たないのです。 そこでYoutubeのような大規模なサイトのニーズからクラウドホスティングが生まれました。クラウドホスティングの特徴は、ほとんど瞬時にサーバーの能力、容量などが増やせられることです。また、必要がなくなったら、同じようにほとんど瞬時にサーバーの能力、容量を減らすことができます。つまり、大規模なサイトにとっては、とても経済的で効率のいいホスティングプランです。 クラウドホスティングはそんなにいいのであれば、どうしてみんなクラウドホスティングにしないのでしょう? それはやはりランニングコストの問題です。アクセスの多いサイトでない限り、普通のホスティングの方が結局安くなります。 クラウドホスティングのキャッチコピーは「使った分だけ払う」ですが、次のケースを検討してみましょう。 一日平均100人が訪れるWebサイトがあるとしましょう。そのWebサイトはクラウドホスティングを利用した場合は、どうなるのでしょうか。午前2時から午前8までそのWebサイトに誰もアクセスしないからと言って、サーバーを止めて、料金を節約する?また、水曜日に100人ではなく、300人が訪れたからと言って、サーバーの能力を拡張する? 普通は誰もそんなことをしませんね。 要するに、中小サイトの場合は、「使った分だけ払う」というシステムは管理が複雑になるだけで、実際に節約につながらないわけです。 また、中小サイトの場合は、クラウドサーバーとVPSサーバーは実質的にほとんど変わりません。料金の計算方法が違うだけです。実は、クラウドサーバーと言って、VPSサーバーを割高の値段で売っている悪徳ホスティング会社も存在しており、注意が必要です。 それでは、クラウドというよく分からないIT用語で騙されないように、何に気をつければいいですか? まず、自分のサイトの規模を考えてください。何台かの専用サーバーを持っていて、それでも過剰のアクセスで頻繁にサーバーがダウンするというお客様はクラウドホスティングが正しい選択肢だと思います。それ以外のお客様はVPSと専用サーバープランで十分だと思います。 クラウドホスティングの必要が出てきたら、どうやって選べばいいですか? まず、クラウドホスティングの一般的な構成は次の通りです。 全てのアクセスは直接サーバーにではなくて、ロードバランサー(負荷分散装置)という装置にアクセスします。人間の世界でいうと、受付のようなものです。ロードバランサーはサーバーの稼動状況を知っているので、過剰なアクセスが来た場合に、その処理を空いているサーバーの方に回します。 ロードバランサーの下に何台かの親サーバーがあります。 親サーバーの役割は主にデータ処理をすることです。処理されたデータは倉庫として使われる子サーバーの方に保存されます。 Youtubeを例に見てみましょう。 利用者は新しい動画をアップロードしようとする時に、まずロードバランサーが空いている親サーバーをチェックして、その親サーバーに利用者を回します。親サーバーには動画をアップロードするプロセスを管理するためのソフトウェアがインストールされています。親サーバーはアップロードされた動画を処理して、データベースの容量として使われる子サーバーにその動画を保存します。 動画を見る時も、同じです。親サーバーは実際に動画を見せるための処理をしますが、その動画自体は親サーバーには存在せず、子サーバーから呼び出して再生するわけです。 役割の分担はクラウドホスティングの大きな特徴です。普通のホスティングだと、同じスペックのサーバーが何台も並んでいますが、クラウドの場合はデータ管理専用のサーバー、データ処理専用のサーバー、データ保存専用のサーバーといったように、それぞれのサーバーの役割が決まっています。従って、容量が足りなくなったら、全ての機能を持っているもう一台のサーバーではなく、データ保存用のサーバーを追加すればいいわけです。 クラウドホスティングにもいくつかのパターンがあります。純粋なクラウドホスティングですと、親サーバーも子サーバーも必要に応じて直ぐに増加したり、削減したりできます。Youtubeのようなサイトはそのような純粋なクラウドホスティングを使っています。 そしてもう一つ人気のあるケースはハイブリッド・クラウドホスティングです。それはどういうことかというと、中規模程度のサイトは普段専用サーバーだけを使っていますが、何か大きなプロジェクトを立ち上げて、一時的に処理能力と保存容量を増やしたい時に、クラウドホスティングを追加します。この場合は、今までの専用サーバーが新しいクラウドサーバーと一緒の同じグループに編成されます。また、クラウドの必要がなくなったら、再び専用サーバーだけに戻るというわけです。 A&I Web ホスティングでは最新のクラウドプロバイダーと提携して、お手頃な値段でクラウドホスティングとサポートを提供します。クラウドホスティングをご検討の場合、まずはお気軽にA&I Web ホスティングにお問い合わせいただければ、お客様のご質問にお答えして、お客様のニーズに最も適したクライドホスティングのプランをご提案いたします。
メールアカウントの設定方法
お客様ご利用のメールソフトによって、またご利用のISP「メールが受信できるのですが、送信はできません」 または 「メールソフトを正しく設定したつもりなのですが、送受信できません」という問題がよく発生しています。メール送受信できなくなったら、まず、ご利用のメールソフトのアカウント設定を確認する必要があります。 では、どこを確認するか? ① 受信はできますが、送信はできない場合、SMTPポートやSMTP認証の設定が正しくない可能性があります。 ② 送受信ともにできない場合、おそらくログインとパスワードの問題です。ユーザー名の欄にはメールアドレスがそのまま記入されていますか?(ユーザー名だけでは接続出来ません。)パスワードが正しく記入されていますか? Outlookを例に、POPとSMTPアカウントの設定方法についてご案内致します: 最近、多くのプロバイダ(ISP)がSMTPポート25番をブロックして、突然受信できますが、メールの送信できなくなるなるケースもとても多いです。こちらで、Microsoft Outlookの正しい設定方法、SMTPポート番号の設定についてご案内させて頂きます。 ① まず、Microsoft Outlook 2010を起動してください。 メニューバーの「ファイル」から「アカウントの追加」をクリックします。 ②「Microsoft Outlook 2010 スタートアップ」画面が表示された場合は「次へ」をクリックします。 ③「電子メールアカウント」画面が表示されます。ここで「はい」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。 ④「自動アカウントセットアップ」ダイアログが開きます。【自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする(手動設定)】にチェックを入れ「次へ」をクリックします。 ⑤「サービスの選択」画面が表示されます。インターネット電子メールを選択し「次へ」をクリックします。 ⑥「インターネット電子メール設定」ダイアログでは以下のように設定します。 名前 メールの送信者名 電子メールアドレス お客様のメールアドレス 受信メールサーバ ご利用のドメイン名 (例:ai-web-hosting.com) 送信メールサーバ ご利用のドメイン名 (例:ai-web-hosting.com) アカウント名 お客様のメールアドレス パスワード 上記メールアドレスのパスワード ⑦ 画面右下、「詳細設定」ボタンをクリックします。「送信サーバー」タブをクリックし、「送信サーバー(SMTP)は認証が必要」をチェック、「受信メールサーバーと同じ設定を使用する」を選択します。 ⑧「詳細設定」タブをクリックし、送信ポートの番号を「587」に設定し「OK」をクリックします。 「送信サーバー」タブをクリックし、「送信サーバー(SMTP)は認証が必要」をチェック、「受信メールサーバーと同じ設定を使用する」を選択します。 最後には「セットアップの完了」の画面が表示されます。「完了」を押してください。
スウェーデンデータセンターがオープンしました
データセンターの特徴 延べ床面積1万平方メートル 再生可能な水力発電で稼働 無停電電源装置(UPS) N+1形式の独立した発電システム SimplexとVeeder-Rootの燃料管理システム 外気を利用した「外気冷房」と積雪を貯蔵して冷房に利用する「雪冷房」 電源供給、機器、セキュリティ24時間監視体制 火災予兆検知システムを採用 フリーアクセスフロアとラック 24時間365日警備員常駐 24時間監視カメラによるモニタリング ICカード認証、生体認証、虹彩認識、ピンコードなどによる入管管理 Extreme NetworksのGigabit Ethernet テクノロジを使用 回線の速度は100MBから1GBまで様々 セキュリティ データセンターの安全には力を入れています。まず、事前の申請がないと、顧客であってもデータセンターに入ることができません。入退館する時に、必ず身分証明書によって本人確認を行います。その上で、生体認証、虹彩認識、ピンコードの確認も行って、入室権限のない人が入室権限のある人と同時に入室できないようにしています。また、警備員もスタッフも24時間365日常駐していて、前室に設置した監視カメラでモニタリングを行っています。 空調設備 データセンターの消費電力の4割は空調設備の電力だとされています。スウェーデンは寒冷地であって、ここでデータセンターを設置することによって外気を冷却に利用する「外気冷房」、冬の積雪を貯蔵し春から夏にかけての冷房に利用する「雪冷房」などを利用します。スウェーデンデータセンターは経済的であって、二酸化炭素の削減にも貢献します。 電源供給 スウェーデンデータセンターは主に再生可能な水力発電で稼働しています。万が一、電源供給が切れる場合(計画停止・障害停止)は、無停電を実現するためにまずUPSシステムを用意しています。長期的な停電に備えて、N+1形式になっている複数の発電機から成る二つの独立した発電システムもあります。発電システムを二つに分離することによって、停電のリスクを更に最小限に抑えます。無停電電源装置と発電システムは自動化され、コンピューターで管理されています。長くても1週間も自家発電装置で発電できるように、燃料をタンクに用意しています。SimplexとVeeder-Rootの燃料管理システムを導入しています。 建物管理 建物中に湿度、温度などの450のセンサーが設置されています。センサーの情報は電子化された管理システムが分析し、自動的に建物の管理を行っています。また、異常が見つかった場合はオペレーターに警告メッセージを表示します。そのシステムによって問題は早期の段階で発見され、解決されます。安全と安定した稼動が保証されます。 防火システム 最新の自動火災報知設備、非常警報設備、防火・排煙設備が導入されています。床にも溝が作られ、水によって消火が行われた場合でも、機器への影響を最小限にするためです。 回線 Extreme NetworksのGigabit Ethernet テクノロジを使用して、高速メトロコアの可能性を極限まで高めます。回線の速さは100MBから1GBまで様々です。
米フェニックスで新しいデータセンターをオープン
アメリカのフェニックス市に新しいデータセンターが開設されました。 データセンターの特徴 複数のUPS、自家発電装置などによる24時間365日安定した電源供給 パワーコンディショナー N+4形式に設定された80トンのCRAC/CRAH(Computer Room Air Conditioners/Computer Room Air Handlers)による空調 複数の冷温水空調ユニット 電源供給、機器、セキュリティ24時間監視体制 フロア高1メートルの防静電、防火フロア 建物は鉄筋コンクリート造で、床下湿度監視システムがある 火災予兆検知システム (VESDA) を採用 ワット密度は0.25 W/cm2 フリーアクセスフロアとラック 24時間365日警備員常駐 24時間監視カメラによるモニタリング ICカード認証、生体認証、虹彩認識、ピンコード、キーカードなどによる入管管理 Cisco認証の常時技術サポート 電子化された施設維持管理システム フェニックスは新世代のデータセンターです。延べ床面積1万5000平方メートルで、数万台のサーバーが収容できます。クラウドコンピューティングの事業が中心になっていますが、専用サーバーを借りることももちろん可能です。 東日本大震災以降、企業は事業継続計画(BCP)を強化するため、震災の心配のないアメリカのサーバーを利用する機運が高まっています。 電力供給が途絶えた場合に備え、99%の効率を誇る無停電電源装置PureWave™ UPSを設置しています。空調設備も高性能で、最大1分/45000立方メートルの空気を空調できます。 フェニックスデータセンターにはLevel 3 Communications, Limelight Networks, Inc., and Highwindsの10 Gbps回線を引き込んであって、Border Gateway Protocol (BGP)との組み合わせによって、24時間365日高速接続が保証されています。 物理的な安全も保証されております。耐火区画や煙検知装置、ガス消火器などによって火災のリスクを管理しています。また、入退室管理、監視カメラ、対人認証、ICカード認証、生体認証、施錠などのセキュリティ設備も万全です。
A&I Web ホスティングのWebサイトをリニューアルしました!
本日、A&I Web ホスティングサービスのWebサイトをリニューアルオープン致しました。 お客様にとっては使いやすく更に便利になりました。 リニューアルに伴いまして、共用サーバー、VPS専用サーバー、専用サーバーの価格を大幅に値下げしました。 また、新たにクラウドサーバーの販売を始めました。 そのほかにもSSL電子証明書、ドメイン登録のプランもお得な価格で提供していきます。 詳細についてはそれぞれのサービスをご覧ください。 今後とも、A&I Web ホスティングをよろしくお願いいたします。
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