レンタルサーバのサービス品目の一つで、共用サーバ-ながら仮想的に専用サーバと同等の機能を提供するサービスです。物理的に専用サーバを提供するよりも安価に、専用サーバ-と同等の機能を提供できるため、各社が競って導入している。共用サーバに特殊なソフトをインストールし、個々のユーザがあたかも管理者権限(root権限)を持っているかのように設定することで、管理者権限が必要なソフトを動作させるなどの専用サーバにしかできない機能を実現しています。まるで、自分の専用サーバーを持っているような感じです。
VPSは専用サーバーの「自由度」と共有サーバの「手軽さ」とを持ち合わせた、理想のサーバ環境といえます。大きな負担であるサーバのセキュリティ管理はレンタルサーバ会社に任せ、その分ユーザは、サイト構築、サイト運営に専念することができます。VPS の場合、同じハードウェアを共有しながらも、各ユーザは独立した環境(区域)を持ち、それぞれの区域内でルート権限を利用する事が可能で、独自の環境設 定、アプリケーションの導入が可能となります。
VPSサーバーの主な利点は:
1.共用アカウントと違って、他ユーザーから依存しない
2.CPUやRAMリソース保障
3.ルートアクセス
4.ご希望にあわせて、ソフト導入、更新が可能
5.セキュリティの許可
6.SSL完全対応
7.大容量に対応、アクセスの多いサイトに対応
VPSサーバーの主な欠点は:
1. 環境維持の必要性
一般に共用サーバではサーバウェア及び各種モジュール類のアップデート、バックアップ等はサーバ管理者によって行われるが、仮想専用環境であるVPSでは、それらの作業を自分で行う必要がある(プレミアムサポートを申し込み頂場合、100%こちらで維持させていただきます。)
2. コスト
現在のところ、同程度のサーヒス内容の共用ホスティングと比較すると割高なことが多いです。ただし、専用サーバと比較するとかなり安く専用サーバーと同様なRootアクセスの可能なサーバーをご利用いただけます。
CPU やメモリなどのサーバリソースは?各ユーザ区別へ動的に振り分ける優れたリソース管理機能を備えています。例えば全ての CPU パワーを利用しようとするユーザーがいるとしても、この管理機能はリソースを必要としているユーザへ一定の割合で配分する事ができるため、一人のユーザが CPU リソースの全てを使用するような事は起こりません。各区域のユーザがサーバリソースの奪い合いで極 端にサーバレスポンスが悪くなるような状況を避けることができる技術とサービスが、この VPS レンタルサーバサービスです。
SSLレンタルサーバー、 ホスティング 最も新しい機能統合
SSL! VPS レンタルサーバ ー では 専用IPアドレスを利用して、お気軽にSSLを導入いただけます。Secure Socket Layer(セキュアソケットレイヤー、SSL)とは、Netscape Communications社によって開発されたトランスポート層に位置するプロトコル(ソケット・ライブラリ)で、暗号化と認証によりセキュリティを要求される通信のための手段を提供する。
一般的には、クレジットカード情報や個人情報の遣り取りなど、情報漏えい防止などが必要な場合に利用されます。SSLが作動中であるとき、Webブラウザの右下に南京錠の絵が表示されます。暗号化は共通鍵暗号が使われます。また、データ送受信者のなりすましを防ぐため、認証局(CA; Certification Authority) による認証が必要になります。